「先生、実はSNSで知り合った人から投資の話をされていて……」
このような相談が、ここ数年で本当に増えました。被害に遭う方は決して「うかつな人」ではありません。年間300件近くの相談をしていると、むしろ真面目で誠実な方ほど狙われやすいと感じます。だからこそ、手口を知ることが一番の防御になります。
代表的な詐欺の手口
- 自転車操業型(ポンジスキーム):新しい投資家からのお金を使って、既存の投資家に配当に見せかけて払い続ける。最初は本当に利益が出るので信用してしまう。
- 未公開株詐欺:「もうすぐ上場する会社の株を特別に」という話。上場しない・価値がないケースがほとんど。
- SNS型投資詐欺:SNSやマッチングアプリで親しくなった後、「自分が使っている投資アプリ」を紹介してくる。最初は小さな利益が出るように見せ、まとまった金額を入れさせてから連絡が取れなくなる。
「元本保証で高利回り」は詐欺のサイン
「絶対儲かる」「元本保証で年利10%」は存在しません。まずこれを頭に叩き込んでください。リスクなく高利回りを実現できる合法的な投資商品は、この世にありません。
こんなときは要注意
- 「今すぐ決めないと枠が埋まる」と急かしてくる
- 金融庁に登録されていない業者
- 投資内容を詳しく説明してくれない
被害に遭ったら消費者ホットライン「188」へ
怪しいと感じたら、金融庁の「金融サービス利用者相談室」や消費者ホットライン(188)に相談してください。「騙されたかも」と気づいた段階で動くことが、被害を最小限にするカギです。一人で抱え込まないでくださいね。
