「学資保険って、入った方がいいですか?それとも今はNISAの方がいいんでしょうか?」

子どもが生まれると必ずと言っていいほど出てくるこの質問。どちらが絶対に正解、ということはないのですが、それぞれの特徴をきちんと比べた上で選んでほしいと思っています。

学資保険の特徴

学資保険は、教育費を計画的に積み立てることを目的とした保険商品です。契約者(親)が死亡・高度障害になっても保険料払込が免除になり、満期金は受け取れる「保障機能」がついています。

ただし、最近の学資保険は返戻率(払い込んだ保険料に対する受取額の比率)が低下傾向にあり、100%を下回る(元本割れ)商品もあります。「貯蓄として使うには効率が悪い」と言われることが増えてきました。

NISA(特に積立NISA)の特徴

NISAは非課税で運用できる投資制度です。インデックス型の投資信託を長期・積立で運用することで、学資保険より高いリターンが期待できます。

一方で、元本保証はなく価格変動リスクがあります。「子どもが18歳になったタイミングで市場が下落していたら困る」という懸念は理解できます。ただし、10〜15年以上の長期投資であれば、歴史的にはプラスになっている可能性が高いとされています。

「学資保険がいらない」とは言い切れない理由

投資が苦手な方、「絶対に元本を守りたい」という方、または「契約者に万が一があったときの保障」を重視する方には、学資保険の安心感が合っていることもあります。

特に、NISA口座でうまく運用できる自信がない、または投資の値動きにストレスを感じやすい方には、学資保険の方が続けやすいかもしれません。

組み合わせ使いが現実的

「どちらか一方」と決めずに、学資保険で保障機能を確保しつつ、NISAで余裕資金を運用する——というハイブリッドな選択をする方も増えています。重要なのは「始めること」と「続けること」です。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融・税務・法律アドバイスではありません。詳細は税理士・弁護士・FP等の専門家にご相談ください。投資は元本割れのリスクがあります。税制・制度は改正される場合があります。

Categories: