「結婚したのに、なんかお金のことでよくケンカになるんです……」

共働き夫婦からのご相談で、本当によく聞くお悩みです。年間300件近くの相談の中でも、結婚後の家計管理は永遠のテーマと言っていいくらい(笑)。でも、正しいやり方を知れば、ケンカはぐっと減ります。

共働き夫婦の家計管理、3つのパターン

まず代表的な管理方法を整理しましょう。

  • 完全共有型:2人の収入を一つの口座にまとめて管理。透明性が高く老後資金も貯めやすいが、使い方の違いが摩擦になりやすい
  • 費用分担型:家賃・食費など項目ごとに担当を決める。シンプルだが全体像が見えにくく貯蓄が進みにくいことも
  • 別管理型:それぞれが自由に管理し共通費用だけ拠出。自由度は高いが老後設計がバラバラになりがち

どれが正解かは家庭によって異なりますが、重要なのは「共通の目標を持てているか」です。

まず「共通の金融目標」を決める

住宅購入、子どもの教育費、老後資金——夫婦が同じゴールを共有していないと、どんな管理方法を選んでも機能しません。「将来こうなりたい」という絵を2人で描くことが、家計管理の出発点です。

生活防衛資金は必ず確保して

どんな管理方法を選ぶにせよ、生活費3〜6ヶ月分の緊急予備資金は最優先で確保してください。どちらかが病気や失業になったとき、この資金があるかないかで、精神的な安定感がまったく違います。

月1回の「マネー会議」のすすめ

私が相談者さんによくお勧めするのが、月1回のマネー会議です。難しいことはいりません。先月の収支を確認して、今月の目標を決めるだけ。10〜15分で十分です。

「お金の話をする習慣」があるだけで、夫婦間の認識のズレが小さくなり、ケンカも減っていきます。ぜひ今月から試してみてください。

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