「保険、多すぎて毎月3万円以上払ってるんですよ……でも何に入ってるか正直わからなくて」
こういう方、本当に多いんです。保険は「ついつい勧められるまま加入」しやすい商品。気づいたら家計の大きな負担になっているケースをよく見かけます。
生命保険の「3つの種類」を整理する
まず大きく3つに分けて考えましょう。
① 死亡保険:亡くなったときに保険金が支払われる保険。遺族の生活費・教育費のために必要です。子どもが小さいうちや住宅ローンがある時期は特に重要です。
② 医療保険:病気やケガで入院・手術したときに給付金が出る保険。現在は高額療養費制度があるため、治療費の自己負担は抑えられますが、差額ベッド代や日用品費などには使えます。
③ がん保険:がんと診断されたり、がん治療を受けたときに給付される保険。治療が長期化しやすく、先進医療を利用したいケースにも対応できます。
「必要な保険」は人によって全然違う
独身で貯蓄がある方に、高額の死亡保険は必要ないことが多い。逆に、子どもが3人いて住宅ローンを抱えているご主人なら、死亡保険は手厚く備えておく必要がある。
「みんなが入っているから」「担当者に勧められたから」ではなく、自分のライフステージとリスクに合った設計を選ぶことが大切です。
掛け捨てvs貯蓄型、どちらがいい?
「掛け捨ては損な気がして……」という方も多いですが、掛け捨て保険は保険料が安く、浮いたお金を投資や貯蓄に回せるのが強みです。
貯蓄型(終身保険・養老保険など)は保険料が高いですが、解約返戻金として戻ってくるお金があります。ただし、資産運用の効率としては投資信託などに劣ることが多い。「保険でお金を増やす」という発想は、慎重に考えた方がいいでしょう。
保険の見直しは「ライフイベントのたびに」
結婚、出産、子どもの独立、定年——ライフステージが変わるたびに、必要な保障も変わります。10年以上見直していない方は、ぜひ一度点検してみてください。「払いすぎ」か「足りない」かのどちらかである可能性が高いです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融・税務・法律アドバイスではありません。詳細は税理士・弁護士・FP等の専門家にご相談ください。税制・制度は改正される場合があります。
